
2026/06/29
国木田独歩が南湖院で亡くなって118年になります。今年も6/23の命日、野球場脇にある独歩碑の前で献花式が行われました。独歩が南湖院に入院してきたのは明治41年2月3日のこと、症状はかなり深刻で手の施しようもなかったと思われます。6月初めに最初の喀血をします。「僕は遂に喀血した。今夜来ても面会謝絶だそうだ。」6/3、読売新聞に「独歩病床録」を連載していた真山青果に宛てたものです。そして、6/22、早稲田の盟友吉江狐雁宛てに綴った書が絶筆となりました。「一昨日はお待ち申し候、然るに昨日又もや喀血いたし候、都合三度目に候、されど別に気を落とさずご光来を偏にお待ち候。」 入院来、度々訪れてくれていた文士仲間の再来を心待ちにしていた心情が滲み出ているように思います。享年37歳。国木田独歩の会のご尽力で、今年も独歩を偲んできました。

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