欅が日に日に秋色に染まり始めた10月中頃から、今年もプールサイド西側窓越しに、枝に寛ぐ鳶（とんび）を見かけるようになりました。落葉前の枯れ葉色と同色の鳶は何に襲われる心配もないかの如く、足で翼を伸ばしたり、嘴で尾羽を整えたりと羽繕いに余念がありません。一しきりの手入れが済むと、鳶は微動だにしない時をしばらくゆったりと過ごして何処かへと飛んでいきます。獲物を探しにでも行くのでしょうか。
鷲鷹鷺鳶鶚隼、猛禽類を表す漢字を上げてみました。読めない、読めても書けない字ばかりです。また明日もやって来てくれるでしょうか。そっと見守るひと時です。