情景「プールサイド」

2022/12/01

井戸ポンプ小屋

プールの井戸ポンプ小屋の屋根を修理したのは6月のこと、同様に傷んでいた壁と扉を修理することにしました。先ずは扉から。扉は枠を活かして扉板だけ張り替える作戦だったのですが、外してみると枠も下部で腐朽が進んでいました。枠をどこで伐ってどう繋ぐかだいぶ難儀しましたが、どうにか格好が付き、塗装を施して取付け戻しました。これから壁も直すのですが年内に終われるかどうか・・・。ところで小屋の隣で実生から大きくなった秋楡の足もとをご覧ください。小屋と競り始めているのです。この先どちらが退(ど)くことになるのか、見ものです。

 

 

(以下、柴橋さん投稿です。)

東側道路に面した生垣、ひと月前にムベ(郁子)の実(み)が一つだけ、と書きましたが、よく見たら、ムベ(郁子)の実(み)は、実(じつ)は結構残っていました。この写真を撮った時期から今は更に色付いています。

 

同じ生垣です。スイカズラは漢字では「忍冬」と書くこともあります。葉がクルッと丸まって冬の寒さを忍ぶから、ということの様です。この写真は植栽で刈られた葉。丸まり方は反対向きなのですが、冬を忍ぶために起毛で身を守っていた様子が伺えます。

 

まるで蕾かの様だったコスモスの果実も、まるで花が開いたかの様に弾けています。それ自身が種子の様に見えますが、いわば種子を守るサヤです。その一つ一つの中に種子が入っています。

 

コマツヨイグサ(小待宵草)も果実となり始めました。首を伸ばして咲いていた花の下に、こんなに長い筒が。4つの筒要素を張り合わせて円筒状にしたといった印象です。

 

果実の先端は明らかに丸ではありません。断面は、一見すると小さな花であるかの様です。

 

ギシギシ(羊蹄)の果実はハート型のカプセルに包まれています。そのカプセルが固まっています。当然のことながら、花自身もこうして固まって咲いていました。

 

ハマヒサカキ(浜姫榊)の雄花です。毛虫がいないことを確かめてからの恐る恐るの撮影でした。

 

アベリアは花の時期が長いのが特徴です。ハナゾノツクバネウツギ(花園衝羽根空木)という長い名前もあります。花の落ちた後の萼片が、羽根突きの羽根に似ているからだとか。成る程。結構強い香りというか、匂いです。

 

穏やかな風と戯れながら、一瞬、秋の光と融合して黄金色に煌めく、そんな様相を捉えたい、収めたいと思うのですが… ナンキンハゼ(南京櫨)です。

 

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