情景「プールサイド」

2024/01/08

春告げ草

郷の早咲きの梅が陽光にほころび始めました。まさに春告げ草。水仙もあちこちで花開き、もう少しすればホトケノザ、オオイヌノフグリたちも顔を出してくれることと思います。七草がゆは召し上がりましたか。お正月の一区切り、わが日本には節目節目の移ろいをそれとなく感じさせてくれるしきたりがさりげなく用意されています。そんな幸せを感じる一方で脳裏をかすめるのが能登の惨状、冷たい氷雨が追い打ちをかけるが如くです。
七日は高校ラグビー決勝、桐蔭学院:東福岡戦もありました。高校生ながら平均体重95kgなんなんとするフォワードのぶつかり合い、好勝負を僅差の8:5で制したのは桐蔭でした。この元気、この勇気を被災地にも届けたい。
復興に向けてわずかな支援しかしてやれませんが、頑張って欲しく思います。

梅の香や届け能登路に春告げん

 

(1/11 以下、柴橋さん投稿です。)

プール棟南に立つアキニレ(秋楡)の樹、一見すると淡褐色となった枯葉状態の葉を枝に残している様に見えますが、葉は既に落ちきっています。

 

残っているのは、これ全て果実です。平べったく見えますが、中央部が膨らんでいて、その中に種子があります。平べったい構造は、翼となって飛んで行くためなのでしょう。

 

登り龍の如き…とは大袈裟かとは思いますが… 、アケビ(木通)がパンパスグラスに絡んで上昇中です。進行方向に対して右ネジの巻き方ですから「右巻き」という表現で良いと思います。

 

甘い香りに引き寄せられてしまいます。ビワ(枇杷)の花です。

 

ホトケノザ(仏の座)の蕾を見つけました。暖冬とはいえ、まだ年初ですから、あの特徴的な形の花として開花するかどうか。ホトケノザは、閉鎖花といって、開かないまま自家受粉することもあるのです。春の七草のホトケノザは、この草ではなく、コオニタラビコという別の草だということですから、紛らわしいです。

 

こちらにはコハコベ(小蘩蔞)が蕾をつけていました。コハコベには閉鎖花はないので、開花も近そうです。春の七草のハコベはこのコハコベのことだそうです。

 

開花も近いとくれば、梅を外すわけには行きません。例年、白い八重咲きのこの樹が一番手だと思います。この状態ならば、開花となる日も近そうです。

 

いくら何でもまだ早いとはいえ、梅とくれば、次は桜。オオシマザクラ(大島桜)の花芽です。

 

標準木、ソメイヨシノ(染井吉野)の花芽もまだまだ堅そうです。

 

今の時期に咲くのは冬桜。シキザクラ(四季桜)が沢山の花をつけています。花柱が随分と長い花もあるのは新たな発見でした。

お問合せ

  • TEL:0467-83-8274
  • アクセス(送迎バスあり)
  • webからのお問い合せ

ページトップへ