情景「プールサイド」

2023/12/22

藤の鞘

12/18(月)夕刻、植栽担当と第一病舎からプールへの道すがら、「ぱちっ・・・ぱちっ・・・」とまるで焚火の燃え種(もえぐさ)が弾けるかのような音が何処からともなく聴こえてくるのです。耳を澄ませ、音のする丸池の方に行ってみました。丸池隣の藤棚の下で聴くのですが、異常はなかなか見つかりません。と、音がすると何やらハラハラと落ちてくるのに気が付きました。藤の実の鞘が弾けているのでした。二人でやや興奮・・・、人生初めて藤の種蒔きに遭遇したのでした。生き物たちは様々な工夫を凝らして、次世代へと命を繋いでいきます。郷の庭の豊かな自然を感じ、かけがえのないこの蒼き星の永らえんことに想いを致したひと時となりました。

 

ナンキンハゼもセンダンもすっかり葉を落しました。ナンキンハゼの実は食べ尽くされ、今朝(12/19)は、残り少なくなったセンダンの実をヒヨドリが啄んでいました。

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