情景「プールサイド」

2021/07/08

コロナ沈静を願って

梅雨らしい雨が続きます。しとしと、じめじめ・・・と。近くで災害に苦しむ地も出てしまいました。幸い茅ヶ崎はさしたる支障も出ずに過ごすことができています。
皆さんには、この悩ましい雨降りにもめげずプールをご利用いただき感謝申し上げます。
今のもう1つの悩みは新型コロナ感染症対策です。どこで頂いてくるやも知れぬ感染の心配が絶えません。マスク着用、手指消毒、検温、会話自粛、・・・、どれを取っても皆さんのご協力で成り立つものばかり、ご協力に心より感謝しております。そして、緊急事態宣言をもう1度出さざるを得ない首都圏の感染増加傾向を危惧しています。更衣室で、あるいはプールで止まらぬ会話にスタッフが心を痛めています。言うに言えない・・・。今1度、会話の自粛をお願いしたいのです。正体の知れぬ結核に立ち向かった南湖院髙田畊安に想いを馳せながら、新型コロナ感染症の沈静に皆さんと心を一つにしていきたいと思っています。

 

(以下、心まで洗ってくれる柴橋さん投稿です。)

庭の南端近くにミズヒキ(水引)が花穂を伸ばしました。小さな蕾から、先が曲がった鉤(かぎ)の様な雌蕊が出ています。

ミズヒキという名は、花が紅白に半々になっていて、祝儀の飾りの水引に似ているからでしょう。夕方にはつぼみ朝にまた開くお行儀の良い可憐な花です。

その側には、ヤブマオ(藪苧麻)がやはり花穂を伸ばしています。葉だけの状態のときには、てっきり青紫蘇かと思っていました。

ヤブマオは雌雄別々の花なのですが、雌花だけで増えることができる(「単為生殖」というそうです)特殊な花なので、雄花は花穂の基部に出ることもあるそうですが、ここの個体には見られず、全て雌花の様です。とはいえ、とても雌花とは思えない花です。それにしても、ヤブマオにとって雄花の存在意義とは一体何なのでしょうか。

オニユリ(鬼百合)が、オレンジ色に斑点のある花を咲かせ始めました。オニユリの名は、花が赤鬼を思い起こさせるからとか。英語ではタイガー・リリーなのですが、虎を思い起こすのでしょうか。

オニユリは、葉の付け根にチョコレート菓子の様なものを付けています。他の百合では見ないものなので、何だか不気味に感じられ、寄生虫か病気なのかと思われるかも知れませんが、ご心配なく。これらは、養分を貯めたムカゴ(珠芽)で、これから新たな株を育てることが出来ます。いわば球根の様な性質を持っているわけです。

茎をぐるりと輪になって可愛い赤く色付いた実が囲み、それらが何段にもなっているのは、アレチギシギシ(荒地羊蹄)です。ギシギシとは変わった名前ですが、由来は諸説あるものの、はっきりしていない様です。羊蹄と書いてギシギシと読ませるのも無理かと思いますが、漢字表記は中国名をそのまま受け入れたからだそうで、葉が羊の蹄に似ているからだとか。

お伽話や絵本の挿絵にでも出て来そうな形をした白いキノコです。こんなテント形が現実にあるのですね。毒キノコ、オオシロカラカサタケ(大白唐傘茸)のようです。

多くの興味深い対象に注意散漫になってしまい、何となく、ひと月半前から咲いていたオオキンケイギクの円熟した姿だと思い込んでいました。Mさんが、あれはアラゲハンゴンソウ(粗毛反魂草)ですよね、と指摘をして下さいました。確かに、葉も違いますし、花の筒状花の部分の様相も異なります。思い込みはいけませんね。謙虚に接しなければいけないと、猛省した次第です。「反魂」とは、死者の魂を呼び戻すことだそうです。

(ルドベキアと承知しています。)

アラゲと付くだけあって、蕾も粗い毛に覆われています。

開き始めた蕾です。花びら(菊の仲間では、正確にはこれ自体が花で、「舌状花」といいます)も粗い毛に覆われています。

菊の仲間では、真ん中の部分は「筒状花」という花の集合体です。先の方が黄色く見えるのは筒状花の雄蕊の花粉です。何と言っても、アラゲハンゴンソウの特徴は、この筒状花が円錐状に高く盛り上がっていることです。

オオシオカラトンボ(大塩辛蜻蛉)が、ヤブカンゾウ(藪萱草)の蕾に止まりました。バナナと間違えたかの様な光景に、思わず可笑しくなりました。普通のシオカラトンボと比べると、胴の部分が太めで、羽の付け根が黒いところが違います。言葉による説明では微妙な違いに思えるかも知れませんが、百聞は一見に如かず、実際に観てみると、シオカラトンボにしては、なにか違うなぁと感じるものです。

ヘクソカズラ(屁糞葛)が咲いていました。ひどい名前を付けられたものです。葉や実を潰すと強い臭気を放つからだとか。触らずに眺めるだけに留めておきましょう。サオトメバナ(早乙女花)という別名もあるにはあるそうですが …

(もう咲きましたか。いいですね、好きです。)

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