情景「プールサイド」

2023/06/29

レイモン・ルフェーヴル

深夜に目を覚ますとレーモン・ルフェーヴルとの出会いに恵まれました。レイモン・ルフェーブルと言えばイージーリスニングの代名詞。「シバの女王」が一世を風靡しました。ギターが♬タララ タララ タラララ・・と静かに歌い出し、ストリングスが♬タララ ララ ラーラ・・と引継ぐ。やがて♬ラーラ ラララララー ラーララララララー・・といかにも日本人好みの主旋律を奏でていきます。「シバの女王」、「群衆」、「ロミオとジュリエット」などに交じり、「黒猫のタンゴ」なども含んで全13曲あったようですが、エンディングの「夜間飛行」の頃には再びの眠りに落ちていたようです。「シバの女王」は、なかにし礼訳でグラシェラ・スサーナ歌唱もいいですね。
蒸し暑い日々がやってきました。うまく涼を得て無理なくやっていきましょう。プールでお待ちしています。

 

(以下、柴橋さん投稿です。)

東側の道を北側から進んで来ると、芳香が漂ってきます。見上げると大きな木に小さくも白い花がいっぱい。来泳者用自転車置場傍のオオバイボタの木です。

 

赤紫色のハギ(萩)が咲き始めました。この時期に一度咲いて、しばらくの夏休みの後、もう一度咲くというパターンでしたね。

 

お隣の白萩も控えめながら咲きました。

 

ナンキンハゼ(南京櫨)の花穂も伸び、花が開き始めました。先ずは花穂基部の雌花が咲きます。三裂した花柱の先が大きく反って広がっています。

 

雄蕊が2本あるだけなのですが、雌花からは少し遅れて雄花が咲き始めようとしています。

 

ナンキンハゼの葉に、こんなに綺麗な幾何模様に卵が産み付けられていました。カメムシの卵でしょうか。よく見ると、それぞれの球にはカプセルの蓋のようなものがあります。幼虫はこれを開けて出て来るのでしょうか。

 

「萱草(かんぞう)色」とはこの花の色のことだそうです。ヤブカンゾウ(藪萱草)です。こんなに立派な雄蕊と雌蕊なのに、三倍体なので結実はしないそうです。

 

マサキ(柾)の花を見て、ニシキギとどこか似ていると思ったら、マサキはニシキギの仲間なのでした。丸かった花盤はこの時期にはほぼ四角、その四隅から雄蕊が突き出ています。

 

花盤が蜜でテカっています。ノブドウ(野葡萄)の花です。花弁も5枚、雄蕊も5本。秋には色とりどりの丸い実となります。

 

締めくくりは、脚と頭が光っているアメンボ(水馬)です。いつもどこかから飛来するのかと思っていたら、春先には水に潜って産卵、約10日で孵化してすぐに浮上するのだとか。とは言え、成長して羽が発達すると飛んで移動できるのだそうです。

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