情景「プールサイド」

2022/01/20

春に備える

週明け1/17は、阪神大震災27回目の追悼の日でした。

♫ 地震にも負けない強い心を持って
亡くなった方々の分も毎日を大切に生きてゆこう
傷ついた神戸をもとの姿にもどそう
支えあう心と明日への希望を胸に
響き渡れ僕たちの歌 生まれ変わる神戸の街に
届けたい私たちの歌 しあわせ運べるように

自らも被災した小学校の音楽教師臼井真さんが作詞作曲した「しあわせ運べるように」が、打ちひしがれた神戸の街を力づけていったのでした。先生のご指導の下、一心に歌う小学生たちの透きとおった歌声は、神戸だけでなく、その後の中越地震でも東日本大震災でも熊本地震でも被災者たちの支えとなって復興を後押ししてきました。

どん底に突き落とされた時の支えあう心の大切さをこの歌は教えてくれているように思います。湘南茅ヶ崎の風光明媚に幸せを感じながら、ラジオから流れくる歌声に地震や津波への備えの大切さを思う、そんな一日になりました。

 

寒中にあって、来たるべき春に備える樹々の芽の数々。

(以下、柴橋さん投稿です。)

大寒を迎えるよりも先に、早咲きの梅が開き始めました。膨らんだ蕾もいっぱいです。

 

(梅一輪一輪ほどの暖かさ  服部嵐雪)

その近くのイヌビワ(犬枇杷)の冬芽です。先端がとても鋭く尖っています。触ってみるとその鋭さを実感します。

同じく近くのイボタノキ(水蝋の木)の冬芽です。いかにも頑丈そうな姿です。

ハゼノキ(櫨の木)も固そうな冬芽です。葉が全て落ちているうえ、枝の色具合からもそういった感が強いです。

常緑樹シャクナゲ(石楠花)の冬芽は、鱗模様が美しく、華やかです。

(このシャクナゲは、淡いピンクでしたかね。)

お隣には、カルミアの芽が伸び出てきました。

カルミアが上向きなら、こちらは下向きです。アセビ(馬酔木)の蕾が赤くなってきました。でも開くのは、まだまだ先のようです。

センダン(栴檀)の冬芽には、ユーモラスな姿を見せるものが多いです。これは、大きな眼と鼻の動物かと思わせる姿。

アカメガシワ(赤芽柏)の冬芽も星状毛に覆われていて、想像力を掻き立てる姿の場合が多いです。これは、「この指にとまれ」といったところでしょうか。

エノキ(榎)は大きな樹なのに、その冬芽は小さくて、少し不釣り合いな感じがします。これは昨年出てきた新しい枝に出た冬芽。一年目の枝は産毛に覆われているので、それより古い枝との違いは一目瞭然です。

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