情景「プールサイド」

2021/02/20

梅に目白

今回は、梅の花蜜をつつくメジロが主役です。

この梅の木は、私にとって想い出深い梅の木です。
畊安(南湖院創設者)が作った南湖院時代のプールを手本に、中高年の方々の健康維持のためにこのプールをお作りになった髙田準三先生(畊安孫)が、お亡くなりになる前、庭に植えていた梅が咲いたのを写真に撮って「春遠からじ」と題して入院先にお持ちした時、懐かしそうに見入っていた姿が目に浮かびます。「先生、この梅を太陽の郷に移してもいいですか。」に、同意してくださいました。

掘り起こし、郷に移し植えて6年が経ちました。今年は、いつにも増して花付きが良いように見えます。先生からは南高梅とお聞きしていました。
メジロ君美味しそうですね。受粉もよろしく。

 

(以下、柴橋さん投稿です)

白の一重咲きや薄い淡紅色の一重咲きの梅の花が、香り豊かに咲き揃って来ました。

その薄い淡紅色の梅の樹にメジロ(目白)がやって来ました。目の周囲が白いことが名前の由来です。英語でも同様で、ホワイト・アイと言います。

目が合ってしまいました。会釈されたような…

今の時期、梅の花蜜を好んで吸っている様です。

枝の先端でも平気です。全く気にもなりません。

横向きに留まりながら体を捻るなんて、軽いものです。

頭が下になってでも、美味しい蜜を吸えるなら…

脚を踏ん張って、下の蕾から蜜を吸っています。

写真の向きを間違えた訳ではありません。メジロが上下逆になって蜜を吸っているのです。

番い(つがい)でしょうか。互いに押し合う様に枝に並ぶ様子が「目白押し」の語源です。

 

(梅の花咲きて目白の宴かな)

暫しの食休みでしょうか。

やや離れた白梅の方には、ヒヨドリ(鵯)が。
体の大きさのせいか、メジロの方がフットワークが軽い様に見えました。

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